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がん陽子線治療について
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FAQ

よくある質問 FAQ

 陽子線治療に関するFAQ
 
Q1 どのようながんが治療の対象となりますか?
A1

すべてのがんが陽子線治療の対象ではありません。現在、陽子線治療に向いていると考えられるがんは、頭頸部、肺、食道、肝臓、膵臓、前立腺、膀胱などの原発性がんに加え、術後の孤立性の局所再発や、転移性腫瘍(肝転移、肺転移、リンパ節転移)などがあります。
なお、小児がんに対しては2016年4月より保険収載が決まりました。※当院の治療開始については当ホームページでお知らせいたします。

がんに対する治療法には大きく分けて外科的切除・化学療法・放射線治療の3つがあります。(粒子線治療は放射線治療の仲間に含まれます。)病気の性質や進行期によって3つの内から1つ、もしくは組み合わせでもっとも適した治療法が選ばれます。当院では、化学療法センター、外科的手術などと併せ、集学的な治療が可能です。

 

 

Q2 がんが転移していても治療できますか?
A2 ある臓器や部位に転移病巣がひとつだけの場合には照射の対象となることが有りますが、複数の転移病巣があるときには、陽子線治療のような局所療法の効果は期待できず、全身的治療を優先する必要があると考えられます。
 
 
Q3 白血病など血液のがんにも効果がありますか?
A3 白血病など全身に広がったがんは適応ではありません。
 
 
Q4 1回の治療時間はどれぐらいかかりますか?また治療にはどれくらいの期間がかかりますか?
A4 1回の治療時間は位置決めなどを含めて15~30分程度、照射時間は約1~3分程度です。また治療に必要な期間は平均して1ヶ月~1ヶ月半です。
 
 
Q5 入院の必要はありますか?
A5 陽子線治療は身体の負担が少ない治療のため、通院治療が可能です。治療内容、通院距離や体調などから、入院をし ていただく場合もあります。
 
 
Q6 治療中の痛みや髪が抜けるなどの副作用はありますか?
A6

陽子線を当てている最中に痛みが出ることはありません。 照射部位の毛が抜けますが、照射されていない部位は抜けません。

治療の内容により副作用がでますが、個人差もありますので、陽子線治療の説明時に担当医からお聞きください。

 
 
Q7 治療を受ける年齢制限は有りますか?
A7 年齢の下限は2才から、上限はありません。
 
 
Q8 先進医療とは何ですか?
A8 先進医療は、将来的な一般の保険診療への導入のために臨床の場で評価を行うものとして位置づけられ、厚生労働大臣が定めた一定の基準を満たした医療機関において、保険診療との併用を認められているものです。このため、「先進医療に係る費用」は全額自己負担となります。また、先進医療の中には、保険診療への導入が決まり先進医療でなくなるものや、新たに追加されるもの、さまざまな要因により保険診療への導入にはそぐわないと評価を受けて先進医療から削除(承認取消等)されるものもあります。
 
 
Q9 先進医療はだれでも受けられるのですか?
A9 先進医療を受けるには要件がありますので、適応になるかどうかは、主治医とご相談下さい。
 

 

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