Tsuyama chuo hospital  Okayama university Proton BEAM     TOP BEAM   岡山大学・津山中央病院共同運用 がん陽子線治療センター              

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治療希望の患者さんへ

治療希望の患者さんへ

陽子線治療外来はかかりつけ医療機関からのご紹介による完全予約制となっております。陽子線治療は放射線治療の一種で、全てのがんの種類および全てのがんのステージ(病期)が対象になるわけではありません。治療法について主治医と十分にご相談下さい。 

 

治療できるがん

 がんに対する治療法には大きく分けて外科的切除・化学療法・放射線治療の3つがあります。(陽子線治療は放射線治療の仲間に含まれます。)病気の性質や進行期によって3つの内から1つ、もしくは組み合わせでもっとも適した治療法が選ばれます。当院では、化学療法センター、外科的手術などと併せた集学的な治療が可能です。

 

 陽子線治療は、がんの部位などによって、陽子線治療が有効な場合と困難な場合があります。
現在、陽子線治療に向いていると考えられるのは、頭頚部(鼻腔や副鼻腔、唾液腺・頭蓋底など)、肺、肝臓、前立腺、膀胱、食道、膵臓などの原発性がんに加え、直腸がん術後の骨盤内再発や単発性の転移性腫瘍(肝転移、肺転移、リンパ節転移)などがあります。
胃や大腸など消化管のがん、および消化管に近接した部位にがんがある場合は、放射線による粘膜潰瘍のリスクがあるため陽子線治療が困難です。また、がんの元の病巣から他の臓器やリンパ節へ転移が広がっている場合は十分な治療効果が期待できないため陽子線治療の対象となりません。また、がんの大きさは10㎝以下が望ましいと言えます。これを超える場合は治療機器の制約により治療が困難になる場合もあります。

陽子線治療の無料公開講座、セミナーを開催しております。
 

 主な適応疾患 

 

 陽子線治療外来について

当外来はかかりつけ医療機関からのご紹介による完全予約制となっております。

適応疾患につきましては、センターへお問い合わせください。

 

陽子線治療の費用

H28年7月1日から先進医療の認可を受けておりますので、自由診療と健康保険診療とのいわゆる混合診療が認められています。
 

陽子線治療費
(照射技術料)
288.3万円(一連の陽子線照射につき)
全額自己負担となります
入院・検査料等   健康保険適用

 

宿泊施設について

 遠方からお越しの患者さんで通院治療をされる方は近隣の宿泊施設をご利用ください。
治療期間中は当センターと提携している宿泊先に宿泊していただけます。
  

 

 

がん陽子線治療について